台風は消え歯科治療を経てマーラーの大爆発
2016-09-08


台風13号が直撃に近く襲来するはずが、青空が覗いていた。
温帯低気圧になったようだ。
久しぶりに日比谷あさんぽに。
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日比谷公園には、こういう一画が二カ所にある。
早朝ここでハードにトレーニングしてるジサマ・バサマがおられる。
私は、一緒にやるのも恥ずかしいチマチマストレッチと筋トレ。
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その後園内をひとまわり軽く走る。
走っているのは、白人さんが多い。
隣の帝国ホテルあたりの宿泊客か。
この池が日比谷公園のヘソってところ。
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大噴水の広場では、明日のオクトーバーフェストの準備をしていた。
9月なんだからさ。
ビアーフェストくらいにしといてよ、とシャイな爺は思ふ。
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午前の診療を終え、夕方は歯科治療の仕上げ。
右上額の奥歯に金属製のがっちりした歯をいれていただいた。
昨年11月からだから、約10ヶ月がかり。
左下顎の歯が割れたのと、右上顎は歯髄炎で根管治療になった。
まことに粘り強く丁寧な仕事をしていただいた。
右左とも、まったく躊躇なくガシガシ噛めるようになった。
うん、そうそう、これこれ。長らく忘れていた感覚。

夜はNHKホールで、N響創立90周年記念演奏会、パーヴォ・ヤルヴィ指揮でマーラーの超大作「交響曲第8番」を聴く。
曲はいきなり全開総立ち、聴衆呆然・・みたいな音楽で、なかなかついていくのが大変だけれども、交響曲1番、2番、亡き子を偲ぶ歌とマーラーの名演奏を続けているパーヴォとN響だから、楽しみにもしていた。

やあ、すごい演奏だった! ってなんというプアな感想かと思うが。
轟々のブラヴォがいつまでも止まなかった。
パーボがインタビューで語っている。
老い先長くないことを意識したマーラーが、アルマに贈った愛のメッセージだ、と。
この言葉にふさわしい、真摯で感動的な演奏で、大仕掛けに空疎なすきま風が忍び込む瞬間がなかった。とてつもない集中力・凝集力と持続力。
N響の実力も、本当に世界のトップレベルだと思う。
パーヴォがマーラーの交響曲の中で一番好きだという第三番が、来月に控えている。

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