午前5時、家を出る。
お互いに朝早くからお仕事ご苦労様ですっ
8時半、蝉しぐれ。
この一帯にはかつて陸軍野戦砲兵学校があったそうな。
12時
「楽しかったわ、ありがとう!」
住民健診の一分診療でそう言われちゃった。
なんか仕事間違えてる?
いや、これはすぐ循環器の専門病院行ってください。
今すぐ紹介状書きますから、なんて仕事もしましたよ、ええ。
午後5時半
歯科治療終了。
「これでしばらくは大丈夫だと思います」
前回は1年近く通ったが、今回は3回だけで終了。
午後6時、東京文化会館。
最初にここへ来たのは中一の秋だから、五十年以上も前になる。
忘れられない演奏会がいくつも思い浮かぶが、最近はずいぶん足が遠のいていた。
欅の木がずいぶん大きくなったのに驚き、歳月を実感する。
午後10時半。
マルク ミンコフスキー指揮都響のハイドン、ブルックナーが素晴らしかったので、
呆然と反芻している。
エモーショナルな感動とは違う。興奮とも違う。
大きな山や、巨木に接した時の、エネルギーを注入される感じに似ている。
この木は、午前中の仕事の帰りに公園で撮った、榎の巨木。
こんな感じ。
プログラムは、ハイドンの交響曲第102番変ロ長調と
ブルックナーの第三交響曲初稿。
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