つながってくる
2017-10-09


朝めしをこんなもので簡単に済ませ、新宿で漢方の勉強会に。
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東京医大附属病院6階臨床講堂で、
「温知会」600回記念公開講演会を聴講。
600回ってのは本当にすごい。敬服。
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精神科医・徳田裕志先生がスライドで紹介していた
外界、自我、無意識、集合的無意識とそれらの境界を示したユング流の図に対し、
座長の仙頭正四郎先生が、五臓と舌診所見の模式図との類似を指摘し、
対話が生じたあたりは、スリリングで非常に面白かった。
一見何の連関も無い異なった文脈が繋がるライブの面白さ。

午後は青葉台のフィリアホールで、エベーヌ弦楽四重奏団のコンサートを聴く。
こういうジャズを並べた後半もおもしろくは聴いたが、
前半のモーツァルトのニ短調、ベートーヴェン「セリオーソ」がすごく新鮮だった。
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おそろしく鋭敏な聞き合い、発見の連続、そして透明感を失わない美しい響き。
ベートーヴェンが、今生まれた先鋭的な音楽のように聞こえた。

ヴィオラのアドリアン・ボワソーという人が手首の故障で来日できず、
マリー・シレムという上手くて美人のヴィオリストが代役で入った。
前半では、それが良い方向に働いたが、後半では少しブレーキになったかもしれない。
そんな気がした。
この団体は既に何度めかの来日公演らしいが、まったくノーマークだった。
また聴きたい。

帰途。
高崎線・熊谷の先で脱輪した車がいたおかげで、
東海道線平塚駅のベンチで長い列車待ち。
いろんなことが繋がっているおかげで、
予想外に遠くの自分に関係の無さそうなことが、
突然自分に影響を与えるようなことが、これから増々多くなる。

ピレネーのチーズとバスクのソーセージと日本の野菜で晩メシ。
酒はリアス・バイシャスのアルバリーニョ。
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